愛でられて咲く花達(おこがましくも番外編)



 どこからか聞こえてくる微かな喘ぎ声。
 その声に背中を冷たくさせ、辺りを見回すも、何が見えるわけでもない。
 ただ、肌寒い空気があるだけだ。
 頼久は、耳の奥から聞こえてくるこの声が自分のものであることに・・・・・気づいて
いた。
 記憶の底から自らの脳裏に語りかけるように聞こえるそれは、淫らに途切れながら
語尾を甘く匂わせ、頼久の心に踏み入る。
 昨夜、自分が奏でたそれと同じに何度も何度も繰り返し聞こえてくる声。
「・・・・・ッ」
 耳を塞いでみるが、何も変わらない。
 ・・・・・自責の念が込み上げる。
 身体は鉛を詰められたように重く、息苦しい。一歩を踏み出す度に軋むような鈍い
痛みを感じる。身体の全てに残された、昨夜の名残。
 自分に疑問を投げかけてきた泰明に答えを伝えられぬまま・・・・・芽吹いた快楽に
呑み込まれてしまった自分。情けなさに苛立たずにはいらない。
 しかし、苛立ちの原因はそれだけではなかった。
 心の何処かで、泰明に妬みにも似た感情を抱いてしまったのだ。そのことに気づく
のにさして時間は必要なかった。
 泰明の疑問に自分を使って答えようとした友雅・・・・・―――胸が痛んだ。
 友雅が風のように口にした言葉全てに、身体が引き裂かれそうになった。泰明を
抱いているという事実をさも自然なことのように口にしたこと、その泰明のためにまるで
道具のように扱われた自分があまりにも惨めに思えた。
 友雅以外の者に触れられたくなどないのに、それを促したのは他でもない彼の人で。
 非道いと、思った。
 だのに、それよりも先に自分は妬ましいと・・・・・。
 友雅の行動を制することなどこの自分にできようはずがない。そんなことを思うことで
さえ、赦されないことなのだ。
 こんな醜い感情を抱くことなど、赦されるはずがなかった。
 必要以上にこうして頼久が自分を責め立ててしまうのは、泰明の見せた表情のせい
なのかもしれない。友雅に頼久を離すようにと言った泰明の目からは、妬みや独占欲
などといった感情が読みとれなかった。ただ、無垢な心のままに言葉を口にしていた。
 頼久は、そんな泰明に罪悪感を感じずにはいられなかったのだ。
 自分の汚い感情の上を、裸足のまま駈けていった泰明に・・・・・謝らずにはいられない。
 自己満足かも知れないが。
 それでも、頭を下げなければならないと思った。
 否、そう思う以前に足がそちらへと向いていた。泰明のいる屋敷の方へ・・・・。


 屋敷の門を潜ってすぐに、頼久はその声を聞いた。
「泰明なら先程、出かけたが?」
 冷たい声に、頼久は反射的に振り返った。先程まで人の気配など微塵も感じなかった
というのに、その声からは奇妙なほどの存在感を感じたのだ。
 しかし、そんな頼久の口から出た言葉は冷静さを思わせる抑揚のないそれだった。
「・・・・ならば、また来ます。失礼いたしました」
 その言葉の少なさが失礼に値することはわかっていたが、今の頼久にはそう言うこと
しかできなかった。あまりにも重圧感をもった相手の声にすぐにでもここを離れなければ
いけないという衝動に駆られたのだ。
「いや・・・。そのうち帰ってくるだろう―――待てばいい」
 姿は見えないが、その声だけで人を圧倒できるような・・・・。
「晴明殿・・・・」
 頼久は、引き留められた理由を察するわけでもなく、ただ不安げにその人の名を呼んだ。
 親しい間柄ではないし、関係と言ったら泰明を介してしかない二人だが、少なくとも頼久
の方は彼に関心を持っていた。
 もっとも、好意などといったものではなく、陰陽師としての彼の功績に対して抱いた関心
だった。
「私の部屋で待てばよい」
 そう言って屋敷の陰から姿を現した晴明に頼久は身体を強張らせた。
 気配などなかったのに・・・・。
 これほどまでに大きな気配を武士である自分が見落とすはずなどないのに・・・・。
「・・・急ぎの用事ではありませんので」
「顔が急いでいるが?」
 見透かされたことに一瞬身体を震わせた頼久を嘲笑うように見て、晴明がもう一度言う。
「私の部屋で待ちなさい・・・・こちらだ」
 威圧感のある声に逆らう術を無くし、頼久は晴明の後を静かに追ったのだった。


 頼久が通された部屋には見たこともない呪具が並んでいた。
 それ以外はほとんど何もない殺風景な部屋だ。
 知らず頼久は辺りを見回してしまう。
「君の部屋と同じ様なものだろう?」
 その言葉を聞き、頼久は再び背中を冷やした。自分の部屋に通すのは限られた者だけだ。
当然、晴明はその限られた者ではない。
「・・・・・名は?」
 当の晴明は頼久の名すら知らないのだから。
「源頼久と申します」
 恐怖のような感情を抱きながらも、頼久の声は凛然としていた。
「そなたは・・・・・泰明に何の用があって此処まで来た?」
 全てを見透かしているような物言いで、晴明は問うた。実際、頼久の思考を読むことなど、
晴明にとっては雑作もないことだった。
 頼久自身、そのことは分かっていた。彼の問いは、形のみのそれであって本来の役目を
果たそうとはしていないのだから。
「・・・・伝えたいことがありましたので・・・・・」
 隠したところで無駄だという気配も伝わるが、それでも頼久は曖昧に答えた。
 それは、自分の尊厳を守ろうという無意識の行動であったのかも知れない。
「そなたが詫びて、何になるというのだ?」
 詫びるなどという言葉は口にしていないのに、晴明は頼久の答えなどまるで無視して質問を
口にする。
 頼久は、緊張に体を一瞬強張らせた。
 そしてそのまま動けなくなってしまう。
「泰明の問いに答えられなかったことを詫びるつもりか?それとも・・・・泰明の前で晒した失態を
詫びるのか」
 言葉が冷たく突き刺さる。
 頼久は、穏やかな形だけの笑みをたたえた晴明の顔を目に映し、これ以上ない程の恐怖と
驚愕を覚えた。
「・・・・・ッ」
 何かを言おうとするが、喉がなるだけで声すら出なかった。
 自分の内の醜さだとか愚かさを全て読まれているような気がして・・・・・ただ、怖かった。
「答えられぬか・・・・まあ、よい。そなたのような淫らな者に教えを請うた泰明とて愚かだったの
だからな」
 そう言ってはいるものの、言葉の内に宿るのは頼久のみを非難するそれだった。
「・・・・私はっ・・・・」
 淫らなどではない。
 そう言おうとするが、晴明の視線を受け、頼久はまた黙ってしまう。彼は、反論の余地すら
与えない雰囲気を醸し出していたのだ。
 しかし、頼久の言わんとすることを理解した晴明は、くっと小さく笑ってから非道く冷たい声で
こういった。
「あのような姿を泰明の前で晒しておいて・・・淫らでないとでも言うのか」
 一瞬、戸惑ったような表情をして見せた頼久に、晴明は付け足すように言う。
「・・・・泰明の記憶を辿ることくらい私にとっては雑作もないことだ」
「・・・・そんな・・・違っ・・・」
 何が違うというのか、自分でも分からなかったが、頼久は無意識のうちに言い訳のような言葉
を紡ごうとしてしまう。
「証明してみせるか?」
 言って、晴明はゆっくりと立ち上がった。そして、音もなく頼久に近づいた。
 逃げようと思えば逃げられるくらいの時間はあったように感じる。しかし、頼久は動けなかった。
晴明が自分の目の前に来たとき、この身にもたらされることがどういったことであるか・・・分から
ないわけではなかったのに、変に力の入った体は、彼の言うことを聞いてはくれなかったのだ。
「淫らでないなどと・・・・二度と言えないように」
 晴明は、さきほどよりも小さく低くそう言った。
 そして、近づいてきたときと同じようにゆっくり、頼久の襟元に手を掛ける。
 はだけるように開かれた襟元から、紅い跡がのぞいていた。
 晴明は、それをさして気にとめるでもなく、頼久の腰に捲かれた紐をゆるやかに解いていった。
 正座したまま、頼久は後ずさりかけるが思いも寄らない力で腕を掴まれ、それすらもままならなく
なってしまう。
 後ずさろうとしたことで開いてしまった膝と、退いてしまった上半身。晴明の意図する行為には
恰好の姿勢をとる羽目になってしまった。
 羞恥を覚え、上体を起こそうとするが、晴明に掴まれた腕が動かず身動きがとれない。
 困惑しているうちに、紐を解かれた衣は、晴明の手に手繰り寄せられて頼久の肌から離れて
いってしまう。そして、晴明はその紐で、頼久の手を後ろで括った。
 晴明は、手の自由を無くした頼久の肩を強く押し、畳に仰かせた。
「・・・っせ、晴明殿っ・・・・!」
 今で声も出ぬほど困惑していた頼久が、仰く時の衝撃で我に返り、やっとで反抗するように声
を荒げた。
「抵抗する術でもあるというのか」
 そんなことは赦さないという脅迫を含んだ言葉。
 頼久は何も言えなくなってしまう。
 晴明は、小さく震える頼久の膝のを立てるようにし、開かせた。
 秘めたる場所をさらけだす羞恥に、頼久は唇を噛んで耐えねばならなかった。
「―――っあ」
 蕾に触れられ、頼久は震えあがった。そして、瞑っていた目を見開いてしまった。
 彼の目に映ったのは、細い筒を手にする晴明の姿だった。
 その筒は、先端が細い管になっており、そこからどろりとした液体が滴っていた。反対の先端には
筒内の液体を押し出すためにつくられたのであろう細工が施されている。
 それを持っている晴明の意図は明白だった。
「・・・・こういったものは使ったことがないか?」
「あ・・・・ぁ・・・っ―――」
 震えた唇からは、答えらしき言葉は紡がれなかった。ただ、頼久の怯えだけが伝わってくる。
 それを鼻で笑うように軽くあしらって、晴明はその筒の先端で、淡い色の粘膜に触れた。びくりと
背筋が戦き、触れた蕾が怯えて痙攣を起こす。そんな様を、晴明は何の感情も含まない冷たい目で
見据えていた。
 内に凝るのは言いようのない憎悪のようなもの。
 それは、冷たく、鋭い。
 この感情が、八つ当たりに近いものであることに晴明は気づいていた。
 本来なら、この感情は友雅に向くべきものであるはずだからだ。
 泰明を抱く友雅に抱くはずの憎悪を、泰明と同じように抱かれる頼久に向けてしまっているのだ。
それはとても彎曲的な嫉妬のようなものだった。
「あ、ああっ・・・・・・」
 そっと触れていた筒の先端が蕾に押しつけられ、媚門をくぐる。
 一瞬、頼久は苦しげな声を洩らし、すぐにきつく双眸を閉じた。
 注入が始まると、頼久の閉じ合わせた瞼の端から、滴が一筋、頬に伝った。食いしばった歯が
かたかたと震える。
「くっ・・・・、あ、あ・・・」
 確かな重質感を持って内に流れてくる液体のせいで、頼久は息苦しさに喉を鳴らした。
「すぐに苦しくなど無くなる」
 苦しげに胸を上下させる頼久を思いやるわけでもなく、全てを注いだ後、晴明は冷たくそう言った。
 頼久は仰向けに寝かされたままの姿勢で、下肢だけでも慎みを取り戻そうと開かれた膝を閉じ
合わせた。
 だが、その途端身体の奥に、疼くような感覚が突き抜けた。
 一瞬だが、頼久の身体が痙攣する。
「あ・・・・ぁ・・・ッ」
 無意識に零れてしまう声を呑み込むように、頼久は唇をきつく噛んだが、それすらも甘苦しさを増す
一つの動作にしか過ぎなかった。
 閉じ合わさった膝が震えだす。
「そなたのような淫らな者が耐えられるはずがない・・・・・」
 頼久の微かな抵抗を見て、晴明の口元に何とも言えない笑みが称えられた。
 そして、乱暴とも言える動作で彼の膝を再び開く。
「ッ―――やっ・・・」
 何度かその場から逃げようと身体を起こす努力をしてみるが、腰が砕けたようになってしまい起きあがる
ことが出来ない。
 そんな頼久の熱くなった前方を、晴明の指が掠めた。
「――ッあ・・・」
 強烈な感覚が身体を突き抜けるが、達するほどのそれではなく、頼久は苦しげに身を捩らせた。
「泰明は自分の手で達したことがない・・・・・」
 嘲笑うように晴明が静かに言葉を紡いだ。
「・・・・必要がないからな・・・・しかし、今のそなたには必要であろう?」
 晴明の揶揄するような言葉に、頼久の表情はさらに怯えの色を濃くした。
 その表情を楽しむように晴明は、彼の手を括る紐を解いた。
「誰も導いてはくれない。自ら誘わねば何処にも辿り着けぬぞ」
 促すような晴明の言葉に、抵抗を諦めたのか、頼久の手は力無く自らの下肢へ延びていった。
 その手は、屈辱に震えていた。
 それでも彼の言葉に従ったのは・・・・・泰明の名をだされたからかもしれない。
「あッ・・・あ、ぁ・・・・・」
 小刻みに声を洩らしながら、頼久は自らの手で快楽の涙を搾った。
 決して目を開けず、何も見ぬままに。
 泰明は、自分の手で達したことがなと言った。その必要がないのだと・・・・。聞いた瞬間、友雅と
泰明との関係が頭を巡った。
 一度しまったはずの嫉妬が微かに悲鳴を上げたような気がした。
 そして、思う。
 今、自分が受けている仕打ちが非道く理不尽なものであると。
 理不尽なものではあるが、不思議とそれを払いのけることが出来なかった。
「――・・・・っう」
 一瞬、大きく背を仰け反らせ、頼久の下肢が持ち上がったかと思うと、白蜜が飛び散った。
 しかし、内を犯す疼きはおさまらず、もっと別の快楽を欲していた。
「・・・・っん・・・ぁ・・・・」
 知らず切なげに両膝が摺り合わされる。
「別の快楽が欲しいか?自分では呼べない快楽が・・・・・・」
 いらない、と、頼久は首を横に振った。
 振ったが、内の熱はその意志を崩していく。
「欲しければその口で強請ってみせよ」
 頼久は、嘲笑混じりにそう言った晴明を睨み付けるように見た。
 ふと、先程悲鳴を上げた嫉妬が悶えだす。
 この人は、泰明を抱いている人なのだ。友雅と同じように。
 いったいその時にどんな言葉が交わされて、どんな空気をつくっていくのかなんて、自分には知る
由もない。
 彼らの関係に介入することなど、できるはずがないのだから。
 締め付けられるような苦しさで息が出来なくなる。
 それは・・・・確かに嫉妬だった。
「・・・・・・――」
 頼久の中で、友雅と、晴明の姿が重なったのかもしれない。
「聞こえぬ」
 ただ、ひとつ分かることは・・・・。
 内に残るのは哀しみだけだということ。
「・・・・・・・・くださ・・い」

 そっと開かれた頼久の目は、今までにないほど虚ろだった。



 頼久は、情けなさに歯軋りをした。
 衣の乱れを直すのももどかしく屋敷を飛び出し、自分の部屋に向かっていた。
『触らないで下さい・・・・ッ』
 つい先程、乱れた衣を直そうと手を伸ばした晴明を振り切って、逃げてきた。
 今更何に対して抵抗しようとしていたのだろうか。
 つくづく自分は愚かだと思う。
 断ち切ろうとしていた嫉妬もそのまま引きずって、挙げ句の果てには自ら他人の身体を求めた。
「・・・・・・」
 頼久は無言のまま苦々しい表情をし、はだけた襟を直した。
 部屋を出るときには友雅がいたが、自分が戻る頃にはすでにいないだろう。いないことは分かって
いるが、それでも友雅がまだ部屋にいたときのことを想定して服装を正したのだ。
 もし、泰明だったら、友雅はまだそこにいてくれるだろうか・・・・。
「・・・・っこんなこと」
 考えてはいけない。
 自分のやましい想いを払うように首を振る。
 そして溜め息をつく。そのまま大きく息を吸って溜め息を深呼吸へと変えてみた。
 すこしでも気を落ち着かせるために・・・・。
 足早に歩いてきたせいか、部屋に着くのとても早かったような気がする。
 頼久は、伺うように戸を引いた。その中に、友雅の姿を期待したのだ。
「・・・・・泰明殿」
 しかし、そこにいたのは彼が期待した人物ではなかった。
 困惑と驚きが露わになってしまう。
 それが泰明にも伝わったのかも知れない。彼も非道く困惑した様子で詰まりながら言葉を紡いだ。
「すまない、頼久・・・・・」
 一瞬、息が詰まった。
 泰明の気配から、今まで此処で何があったのかは明白で・・・・。でも、此処は自分の部屋で、昨夜は
自分と友雅が・・・・・。
「いえ。もう済んだことですから」
 泣き出したいような気持ちになりながらも、頼久は必死で返事を返した。
 頭を下げる泰明に、自分も謝ろうと思っていたのだということをやっとで思い出す。
 しかし、その声はとても冷たくなってしまう。
「顔を上げられて下さい」
「頼・・・・」
 泰明が戸惑っているのはのそ表情からもよく分かった。
 羨んではいけないと思う。
 泰明は、こんなにも素直なのに・・・・・。
 頼久は、泰明の前に膝をついた。一瞬、下肢の重みに崩れそうになるが、それを堪えて言う。
「お茶でもいかがですか?」
 泰明の表情が晴れていくのが分かった。
 それを見ると余計に苦しくなる。
「お願いする」
「わかりました。少しお待ち下さい」
 泰明の言葉に穏やかな返事を返すが、湯を貰うために部屋を出た後、きつく唇を噛んだ。
 曖昧の内に、自分は謝ることから逃げた。
 ――憎んでしまえたら楽なのに。
 そんな想いが頭を掠めた。
 こんなにも醜い感情を自分が持っていただなんて・・・・知らなかった。

 ふと上を見上げると、色づき始めた葉が風に揺れていた。
 しかし、目に映る光景とは関係なく、思い浮かぶのは泰明の偽りのない笑顔だった。

 ―――気がつくと目に映る情景は霞み、頬に涙が伝っていた。









 お、怒らないで下さいね?←開口一番これが言いたかった(ドキドキ)・・・・・ごめんなさい〜〜。
本当にごめなさい〜〜(泣)Mayu様の書いた小説の番外編だなんて・・・・おこがましいかもしれ
ないと思いつつ・・・・書いてしまいました。しかも、時間かけすぎでした。忘れられているかも・・・と
不安になりながら書いてて楽しかったので最後まで書かせていただきました(><)
 これを書いていて、泰明が主人公な話を書きたくなりましたよ。恐るべし泰明パワー・・・・。

 ではでは、Mayu様ご活躍をお祈りしつつ・・・・。

                     2002/1/5 宮薇レイカ

す、すごい物を頂いてしまいました。私のおねだりにこんなに素敵な物を・・・。
レイカ様、感謝です。幻の晴頼ですわああ。
ありがとうございます!
展示させて頂いていいですか? ・・・って既に事後承諾ですね。

ちょぴっと解説を入れますと、これは去年の8月に行われたCHATの内容の小説化です。
泰明サイドはMayuの「愛でられて咲く花達」です。これは晴明、友雅、泰明、頼久が入り
乱れてのカップリング話なのです。発端は泰明で頼久は巻き込まれた感じです。
で、今回は頼久サイドを書いて頂いたのです。